癌の転移を防ぐ|症状にあった治療を受ける

CTスキャン

悪性腫瘍はなぜ再発するか

再発といっても様々です

男女

癌の転移というのをよく聞きますが、具体的にはどのようなものなのでしょうか。転移とは手術で取りきれなかった細胞が、血液やリンパ液によって運ばれて、他の臓器に移動し、そこで再発することです。元々あった病巣のことを原発巣と呼び、もし転移したとしても、転移先の癌の治療は、この原発巣の治療を元にして行われます。また播腫というものもあり、これは胸や腹の部分に発生した癌が、種を播くような感じで近くの臓器に散らばるものです。また癌によっては、特定の部位に転移しやすい傾向があります。たとえば乳癌は、少々以外ではありますが、骨や脳に転移しやすいといわれています。それから胃癌の場合は、近くにある肝臓や膵臓などに加えて、やはり骨にも転移しやすいといわれています。

生活習慣改善と免疫療法

再発や転移を防ぐには、手術後の生活習慣に気をつけるようにしましょう。たとえば不規則な生活や睡眠不足を繰り返すと、その分体の抵抗力が落ち、再発を招きやすくなってしまいます。もちろんお酒は控えめにして、タバコを吸っていた人は、思い切って禁煙してしまうのがお勧めです。手術後は再発や転移を防ぐため、化学療法や放射線療法が行われていることがありますが、最近は特に免疫療法というのもあります。これはまず採血して、自分の免疫細胞を取りだして増殖し、体内に戻すものです。自分の細胞を使うので、化学療法や放射線療法ほど体の負担にもならないのが最大のメリットです。今はまだコストがかかる方法ですが、再発及び転移を阻止する方法として、今後注目を浴びそうです。