癌の転移を防ぐ|症状にあった治療を受ける

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術後の注意点と予防

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癌を発見して手術を行う場合、できるだけ一度の手術で治療しようと医師は考え、患部よりも幅広い範囲を切除します。これはどこにがん細胞が潜んでいるかわからないからです。しかし、これだけ注意して手術を行ったとしても10パーセントから20パーセントの患者さんは5年以内に再発、転移といった形で再びがんを発症してしまいます。実は癌が目に見えるほどの大きさになっている場合はがんの7割以上は転移してしまっているのです。そのため、がんが見つかった時点ですでにほかの部分以外にもがん細胞がいきわたっていると考えるのが妥当です。手術後は、いかにそういった体中に飛び散ったがん細胞を活性化させ、がんが再発しないように注意して生活を送ることが大切です。

癌は発見して種々が無事に成功したからと言って、治療が終わりというわけではありません。癌に対してはむしろ手術が終わって退院してからが重要です。癌の大きな特徴に転移というのがあります。目に見える部分は切除していたとしても、体の中に癌細胞が残っていて、何らかの危険因子が作用してしまうと、再び癌が同じところで再発したり、転移といって、まったく別のところで癌が発生したりします。こういった再発、転移は実は自分たちで予防することができます。がんに対するリスクが高いことを避けることで予防するのです。最も大切なのは食生活で、野菜や大豆製品などを積極的に摂取している人は癌治療後の予後が良好だという研究結果が出ています。